[堺市長選2017特集] 寄稿記事「堺市のハコモノ行政について」(堺市議会議員・野村友昭)

本日は、堺市議会総務財政委員会が開かれました。
選挙直前ということもあってか、政局に絡んだ質問が多かったように思います。

私からは、「都市経営における歳入と歳出のバランスについて」特にハード整備(いわゆるハコモノ)を中心に市長に質問しました。

偶然、ソレイユ堺会派の渕上猛志委員からも同様の質問があり、渕上委員は物理的な面を中心に、私は財政的な面から、堺市のハード整備の現状について聞くことになりました。

二人の質問を統合した結論から申しますと、堺市のハコモノは他市と比較しても多いわけではありません。当局の答弁から判明した客観的な数字によれば、

堺市の施設の「人口一人当たりの延べ床面積」は全国20政令市の中で16位(下から5番目)。

「人口一人当たりの普通建設事業費」は同11位

となっており、実際の建物の量も投資しているお金も決して多いわけではありません。

またその内容は阪神高速大和川線小中学校の耐震化保育所整備などが大部分で、これらは絶対に必要な社会インフラです。

築50年を超えていた旧市民会館にしても建て替えは絶対に必要な事業でした。

以上からわかるように「堺市は借金を重ねて無駄なハコモノを乱立させている」というような批判は、事実を歪曲した悪質なデマです。
(借金が増えているという同様のデマには西哲史議員が詳しい記事を書いてくれています)

 

もちろん、実際に市民さんがどう感じてるかという点は大切ですが、議会での議論は、ある程度情報も知識も持った議員同士の議論なのですから、

「直感」とか「印象」で一方的に主観を述べるだけでは正しい結論や解決策は得られないと思います。

私もしっかりとした情報発信の必要性を改めて感じた次第です。

 

堺市議会はこの後、決算を集中的に審査する特別委員会が行われ閉会となります。議会が終わればいよいよ堺市長選挙です。