4/21日の百条委員会、チラシ配布スタッフは黒瀬議員の配偶者と判明


4月21の小林よしか市議と黒瀬大市議による架空チラシ等の政務活動費不正に関する百条委員会は久々にネット中継が行われた。
この百条委員会では維新の小林市議から、維新から離党する発表がなされた。(黒瀬市議は既に離党済み)
事件発覚から2年以上が過ぎている。刑事告訴からも1年以上。
なぜ今になって離党なのでしょうか。
また黒瀬市議の配偶者が配布スタッフとして登録されていたということも明らかに。
今件は、小林市議が配布したとするチラシについて、印刷配布実態のないものであったとの追及がなされ、刑事告訴も行われている。
黒瀬市議はかねてより小林市議の知り合いであり、もともと小林市議の事務所スタッフであった人物。
印刷業を行っており、両者の共謀によりこの政務費不正が行われたと指摘されている。
過去数回百条委員会が開かれているが、出頭要請がなされている証人が出てこないなど、進みは遅い。

 

この21日の百条委員会の要点を議事録から今回ピックアップします。
今回小林黒瀬同時に出席ということで注目されたが、冒頭から「黒瀬に全て任せていた」 「決定権者は小林」と両者言い分が食い違い罪を擦り付け合うようなことになりました。
田淵委員長より小林議員へ、過去の小林発言でチラシ枚数について5万枚、7万枚とそのたびに数が違うことを問われるも、「訴訟中なので答えは差し控える」。
証言拒否は妥当か?とこの冒頭で審議は中断で委員による協議で紛糾したものの、結局証言拒否を認めたのですが、
一方の黒瀬市議は同じ質問に「5万枚」ときっぱり断言しました。
小林議員が証言拒否したのに対し、黒瀬議員は5万枚と答えるなど、両者の溝が今回見られたように思います。

 

こでまで印刷業者のジーピートレーディングのYS氏とされていた人物についてもヨシダセイヤ氏であることが明かされ
ここが社名変更したプライアントサービスと同じ会社であることも明かされたが、このヨシダ氏から印刷物が直接届けられたのか?黒瀬市議から届けられたのかの質問に対し
小林「ヨシダから直接自宅もあれば黒瀬からもある」
黒瀬「自分からはサンプル見せた程度」
…と、ここでも両者証言が食い違う。

また黒瀬市議は「市の監査に提出したチラシは、ボツ稿で完成品は自分は見ていず履行確認はしていない」と証言。
黒瀬からも印刷物は受け取ってるというニュアンスの小林と、配布チラシは届けていないという黒瀬で内容が食い違っている。

 

小堀市議(ソレイユ堺)が今回厳しく追及を行っている。
「ポスティング業者の完了証明が監査に出ている月と出ていない月がある」「維新プレスの配布枚数が月によりまちまちなのはなぜか」との問いに黒瀬議員は「記憶にございません、分かりません」で通した。

また小林よしか市議は、吉田セイヤ氏を訴えると随分昔に言ってるのですが、その結果どうなったのかが小堀議員から追及。しかしごまかして答えようとしない。
小堀「前回委員長の主尋問で状況聞かれ、今回も事前に通知してるはず。堺市の告訴なんてすぐ受理されてる。なぜ?」
小林「答えを控える」
以前の百条委員会で状況で告訴状況どうなってるのか調べてくるよう小林議員は言われていたので、その不誠実な態度が際立ちます。
堺市による吉田裕美子氏、吉田せいや氏の告訴はすぐ受理されており、小林よしか市議による「吉田が悪いので告訴する」と言ってから長い時間がかかってるがいまだ受理されてない。一体どうなっているのか。本気で告訴をするつもりでやっているのか。

 

小堀議員からは、議場に多く集まってるマスコミに対して委員会のあと説明責任を果たす用意があるのか?とも問われる。小林「この委員会で説明責任を果たす」
黒瀬「いつか応えなければと思うが、場は考えないといけない。場については先輩議員に相談して…」

…と両者拒否。黒瀬議員は離党して維新の議員ではないのですが、先輩議員に相談と言っています。

 

 

渕上議員(ソレイユ堺)は、小林・黒瀬両議員が、吉田セイヤ氏が出頭拒否して刑事告訴に至ってる件について、両議員の不誠実な態度を追及。
「吉田セイヤ氏と接触ができないので分からない答えられない」と言ってたのに次の機会には「頻繁に接触してる」と言っている不整合。
黒瀬市議の答えは「記憶にございません」
さらに頻繁に会ってるのに、黒瀬議員が吉田氏に出頭要請を伝えていないとの証言に対し、議会がなんとかコンタクトを取ろうとしてきていることを知りながら、出頭要請も伝えない、電話番号も明かさないことを糾弾。
黒瀬市議の答えは「遺憾です」

渕上議員の追及では、チラシ以外にも名刺印刷の件があり、小林市議に電話番号変更名目で何度も作り変えているとなっているのに、18000枚配布したとなっているのに1枚も出てきてないことを指摘。支援者から貰ったという人は1人も居ないのか?と。
小林「今のところおりません」

 

 

野村市議(自民)は「印刷業者の吉田セイヤ氏が印刷していないと認めている期間にも、配布アルバイト名目の支出がある」と指摘。
さらにジェネラルエージェンシーという会社の名がハードディスク復旧名目で計上されてるがこれも吉田せいや氏の会社で、いくつも会社名変えて複数業者に発注している状況について指摘。
また維新プレスだけ印刷業者が違い、維新議員団として作ったということだが、これの配布はどうやったのか?の質問もあったが、小林市議の答えは「記憶していない」であった。

 

 

今回の見所は最後の長谷川市議の密度の濃い追及でした。
長谷川市議(無所属)は、複数の配布スタッフのうちの「X氏」とされていたのが、黒瀬市議の配偶者で、それを小林市議も知っていたことを明らかにした。

これについても小林市議は証言拒否をしていたが、協議の上拒否理由にあたらないとされ、しぶしぶ認めることに。
長谷川市議は「今後配偶者の招致を求めることも考えられるが、協力するか?」と黒瀬市議に問い「委員会の決定に従う」との答え。
小林市議は繰り返し「プライバシー」を理由に証言拒否を試みるが、「あなたは相手に対し一昨年のテレビカメラの前で配布者が精神疾患と批判している矛盾じゃないか」と長谷川市議にバッサリ

 

さらに長谷川市議の追及は続く「野村市議の追及にもあったが、印刷物の無い月に吉田セイヤ氏に配布をやらせている」
小林市議はこれに「党のなにかを配ってもらった」と答弁。
長谷川市議はこれに「党の活動に政務活動費を当ててたら問題。これは別の機会にやりましょう」と指摘。
政務活動費は政党活動に使うものではないので、党の活動に費用を当ててたらこれはこれで大問題なのです。
最後に長谷川市議は、政務費不正問題が話題になった富山の事例を挙げる。
小林議員の政務費不正の額は、富山の政務費不正で辞任したかたの104倍で、党籍離れるなんてことが責任取ったことになるのか?辞職必要であろうと指摘
対する小林市議の答えは「信頼回復のためがんばる」
長谷川市議はその不誠実な答えを許さずさらに追及をする。その答えは1年5ヶ月前に同じ答えをしているが、けど今日の不誠実な質疑見て信頼回復する気があるとは思えないと。
小林市議の答えは「政務活動費受け取り拒否してる」という噛み合わないものでした。

 

今回、改めて小林・黒瀬両議員の不誠実な対応が際立ちます。
黒瀬議員は妻がポスティング要員であったなど、配布に係る立場であるにも関わらず、その内容の解明に非協力であった実態が明白になりました。
プライアントサービス・吉田氏側は出頭を拒否してきており、配布の実態には迫れておりません。
配布実態を明らかにする上で、黒瀬妻の招致は必要なのではないでしょうか。

 

 

堺市議会 議事録
平成29年 4月21日小林由佳議員及び黒瀬大議員による政務活動費又は政務調査費の支出に関する調査特別委員会
http://www12.gijiroku.com/sakai
“美しすぎる堺市議”が維新離党を表明 議員辞職は否定…政活費問題の百条委
http://www.sankei.com/west/news/170421/wst1704210091-n1.html