維新調べの人口グラフで堺の人口減を憂う…が?

毎日放送のニュース番組『VOICE』9月6日放送の堺市長選特集で、堺市の人口減と、大阪市の人口増を比較し

あたかも堺市が危機的かのように煽る番組が放映されたと話題です。

また「都構想」に関しても、今回は関係無いと、西アナウンサーの夏休みで代役のアナウンサーが断言するといったものだったようです。

まずおかしい点として、メモリが違う、人口規模がそもそも違うという話があるので、短絡的にこういう比較は意味をなさないと思います。

そもそもこんないくらでも調べ得るもので、「維新の会調べ」とはどういうことでしょうか。

 

堺市の人口減には、南区の府営住宅の大規模な建て替えによる一時減も含まれるという事実に一切触れていないのは問題ですし、

大阪市が今後試算で減ずるという予測になっていることも触れたほうがいいのではないでしょうか?

 

第2回 大都市制度(特別区設置)協議会について
資料2-11 総合区素案(各論)9.総合区のすがた(1/2)(PDF形式, 1.64MB)

こちらは現在大阪市で進められている法定協議会で出された大阪市の資料で、将来の各区人口の試算が載っています。

これによれば、大阪市も軒並みどの区も人口減であり、ピークだけ切り取っても意味をなさないのではないか。

このグラフで言えば、堺市のピークで切り取れば、堺市絶好調で終わってしまう。

大阪維新側の言いぶんをそのまま流すだけでは、取材不足ではなかろうかと思えます

 

例えば、出生率では堺市は堺市は1.49。でこの5年間で9.6%増加

一方の大阪市は1.26で増えていない。府全体では1.39と、堺市の子育て世代への好調は特筆すべき部分です。

全国平均は1.45ですので、全国平均より上です。

http://www.sakai-hitotsu.jp/

 

 

また、逆に大阪市は、子育て世代に限って言えば、転出超過という現実があります。

大阪市の資料でも指摘されている事実です。

http://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000203/203035/H28-10-suikei-gaiyou.pdf

要は就学年齢等で大学進学や就職で大阪市に転入者が大幅に増えるが、その後流出する構造が顕著なのが大阪市ではないでしょうか。

対して、ベッドタウンとして若い子育て層に評価高いのが堺市という構造があるように見えます。

 

「日経DUAL」と日本経済新聞社が共同で行った「自治体の子育て支援に関する調査」でも

堺市は3位に入りました。

https://sakaidesho.com/2016/10/28/post-436/

これには、待機児童問題に取り組み、激減させている堺市の現状などが背景にあります。

 

 

 

松井知事、堺市人口の転出超過を市長の責任と指摘
http://itasuke.jp/politics_news/matsui_vs_sakai_jinkou01

竹山市長が松井知事に反論「南区の転出超過は泉北の府営住宅建て替えが大きな要因」
http://itasuke.jp/politics_news/matsui_vs_sakai_jinkou02

ふちがみ猛志市議、堺の転出超過の要因を説明
http://itasuke.jp/politics_news/fuchigami_tensyutu